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バッテリーの寿命管理の難しさ
バッテリー劣化リスクの把握と検知
データセンターやオフィス、商業施設を始めとし、様々な施設、設備にバッテリーは導入されています。また、非常用発電機、通信設備や計測基地など屋外の温度変化の大きい場所に設置されるケースもあります。
バッテリーの特性は、屋内外に限らず、周辺温度上昇など温度変化の影響を受けやすく、例えば、25℃以上では8℃上昇する度にセルの寿命は半分になる場合もあります。またメンテナンス作業の際に充電時の誤ったフロート充電電圧や充電システムの故障の影響により、抵抗値の上昇を招き、劣化の進行を早めるリスクもあり、これらのリスクを早期に発見することがバッテリー管理において重要なポイントになります。
しかし、導入後のメンテナンスは、年に数回の定期メンテナンス時に充電及び内部抵抗の検査が行われ、製品寿命を参考に定期的に一斉交換する運用をされているケースが多く、これらの管理では劣化の状況が見過ごされ、急なシステム停止や非常時にバッテリーが機能しない事象などを招く可能性があります。
また、バッテリーの管理対象数、拠点が多くなれば、予防保全を確実に実施するためのコスト負担が大きくなってくるため、管理の改善に取り組めないことを課題とされている声も多く聞かれます。
バッテリーの健康状態を常時把握し、効率的な保全管理を
SYMJAでは、主にデータセンター向けにPowerShiled8のバッテリーモニタリングシステムの導入をご支援してきたノウハウとPowerShield8のバッテリーセンサー(mSensor)を用いた遠隔監視サービスの提供により、少量、分散配置された環境のバッテリーの状態をクラウド上で一元的に管理し、劣化の早期発見、交換対応を可能にします。これにより、これまでバッテリーの運用管理の課題とされたメンテナンスコストの負担を軽減し、電力供給の信頼性が向上します。
サービス内容 |
/ バッテリーモニタリングサービス |
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SYMJAバッテリーモニタリングサービス提供イメージ
サービス仕様
(1)監視対象バッテリー製品
◆鉛酸【Lead Acid】 :2V, 4V, 6V, 8V, 12V & 16V
◆Ni-Cd :1.2V, 3.6V
※バッテリーメーカーは問いません。
リチウムイオン電池については、対応検討中のため、個別にご相談ください。
(2)蓄電池監視対象バッテリー数: 1~ 最大64個
〔2023年度は、最大32個迄、2024年度から最大64個対応予定〕
(3)監視対象項目蓄電池単体 : 電圧、Ω(抵抗値)、温度
(4)お客様先設置機器(注)
(a)Gateway BOX :SYMJAからのレンタル機器となります。
(b)mSensor :バッテリーの監視対象数によって購入いただきます。
※バッテリー1個(Single)と2個に1台(Dual)にタイプがあります。
設置場所には、AC100Vの電源を1つご用意ください。
(注)上記提供機器の設置は、お客様または、お客様指定事業者様にて実施いただきます。
(5)監視方法
・ご契約後、お客様自身で状態管理Webサイトから各バッテリーの状態を確認いただけます。
・ご契約時に予めバッテリーの製品仕様から閾値を設定し、異常値検知の際は、登録された管理者の方に
メールが送信されます。
サービス導入プロセス
(1)サービス仕様のご説明
(2)お客様の監視対象とされたいバッテリーの設置拠点、数量、携帯通信可能エリアかをご確認
(3)お見積り、サービス約款をご確認
(4)お申込み
(5)導入スケジュールを作成
(6)機器設置ご担当者様向けの機器設置手順をご説明
(7)設置機器の送付
(8)機器の設置及び、データ送信状況を確認し検収
サービスご提供価格について
初期導入費用 :バッテリー数量により異なるため、個別見積となりますので、
以下よりお問合せ下さい。
月額サービス費用:バッテリー数量により異なるため、個別見積となりますので、
以下よりお問合せ下さい。
※最低契約期間は、1年となります。
月額サービス費用を年間一括でのお支払いの場合は、5%OFFとなります。
バッテリーに装着する機器のmSensorは、ご契約時にお客様の買取となります。
GatewayBOXは、SYMJAからのレンタル機器となります。
CONTACT |
/ お問い合わせ |
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ご相談は無料です。お気軽にご連絡下さい。